坂道は遠慮致します。

TREK domane2.3→2016年CANYON ULTIMATE CF SL 筋肉痛が1日遅れでやって来る40代。 恐妻に怯えながら日々ライド中。

ゴール前スプリント勝負の行方は…

スタート地点となる北沢選鉱場跡へと移動し、後はスタートを待つのみ。

同時一斉スタートとのことで、「足に自信のある方はどうぞ前の方へ」 とのこと。

速やかに後方に陣取ります(汗)

 

全体にバラけて個々にスタートを待つ形となり、密集してスタートを待つのに比べると緊張感は緩和されます。

 

10:30 プアァァ~~ とスタートの合図

 

スタート直後から相川病院まで短い距離ですが10%の勾配があり、最初の洗礼を受けます。 

オイラの足も程よく回ってくれてるようですが、先頭集団はあっと言う間に見えなくなりました。 先頭集団は1時間を楽にクリアする方々なので、そんな奴らに付き合ってられません!

 

集団のお陰で足は回りますが、心拍も一杯一杯です。
明らかにオーバーペース…。
姑息に風除けを見つけながら、ちょっと息を整えたいところですが…
ダメだ、心拍下がらねぇぇぇ

 

金山駐車場までは、流れに飲まれて必要以上に頑張りすぎた感がありますが、そこから先はスピードを出したくても能力的に不可能な領域に入っていきます。

 

あとは、無心にペダルを回すのみ!
自分との戦いです。

 

っと、思っていると、オイラを難なく追い越す影が…、女性ではないかっ!
ここで遅れを取るわけには…っと加速しようと試みるも、その女性の軽やかなペダリングに速攻白旗です。(STRAVAでもQOM取りまくってる女子の部優勝の方でした。悔しいが走りが違うぜ!くぅっ!!)

 

林道に入ると更に勾配はキツさを増してきます。
普段、自分以外の方と一緒に走ることがないので、近くに競争相手がいるのは自分に甘いオイラにとってはプラス材料です。

オイラの今回の目標は 事故なく無事完走!

あとは、練習時の1時間10分をなんとか越えたい。
うーん、この辺りにも自分への甘さが…。
まぁ、練習量はウソつきませんからね。ヾ(-ε-; )ォィォィ開き直り?

 

この頃になると、オイラの周りを走る選手も3~4名になり、抜きつ抜かれつしながら淡々と上ります。

スタートから5km過ぎ、ココをクリアすれば勾配が若干ですが緩やかになる(と言ってもキツイのは変わりませんが…)ので、折れそうな心からゴールに向かう心へと変わります。

 

しかし、この辺から寒さ対策として着込んだ冬用ジャージ&タイツの為、徐々に暑くなってきました。

汗が目に入って痛いぜよ!

前を開けて風通しを良くして、なんとか対処しつつ上りましたが、寒いよりかは良かったのか…? ウェア選定も難しいです。(スタート時に寒さで震える事はなかったので良かったのかな…)

 

中盤からラストに掛けてオイラは、一人の少年と抜きつ抜かれつを繰り広げます。

若輩な少年に遅れをとってなるものか!っと、無理して引き離しに掛かり、視界から見えなくなったはずが、気付いたら軽快なダンシングで抜き返され…と若い体力に羨望の眼差しです。

 

7.5km地点から始まる下りで、視界に捉えていた前に2名にちぎられ、下りへの課題も有りですね…。

 

後半は、やはり前半のオーバーペースのせいで、いつも以上にだれ気味で、最後の3kmが遠い…。

 

それでもなんとか、最後の下りに突入!
ここを過ぎてちょっと上ればゴールが見えてきます。
もう、あまり踏ん張りが効きません。

残り600m位の辺りで少年に抜かれるもなんとか必死に付いていきます。

GARMIN表示で、残り400m。 ゴールは間近!!

残り100m地点で、「残り100だよ~♪」 の声援に、一気に加速!

 

おおっりゃーぁぁぁぁ!!