セミコンパクト(52-36T)を乙女化出来るのか?
今期導入したCANYON ULTIMATE CF SLのギアですが、フロント52-36Tとなっておりまして、セミコンパクトとかミッドコンパクトとか呼ばれるチェーンリング仕様となってます。
ちなみに、ULTIMATE 52-36T(セミコンパクト)、domane2.3 50-34T(コンパクト)となっておりまして、フロントチェーンリングは数字が大きい方が重い、所謂速く走れるギアなわけで、ULTIMATEはdomaneよりも若干漢前仕様なのです。
更にリアに目を向けますと、ULTIMATE 11-28T、domane 12-30T(所謂乙女ギア)となってまして、リアは数字が大きい方が軽い、所謂低負荷なギア構成、これまたULTIMATEの方が若干漢前仕様(と言っても28tですが…)となっているわけです。
貧脚なオイラなんかだとアウタートップとかいう領域は夢の中ぐらいでしか使用しません。 重要なのは、坂道でインナーローでどう凌ぐか…なのです。
これまでも、34×30tギアで数々の難関を凌いできましたが、これからは36×28ギアで勝負を挑まなければなりません。
んー、ちと不安です。
ここは、サクッとリアのスプロケを乙女仕様にして30Tを導入するが吉!
オッサンは、衰えゆく体力を(ナケナシの)財力でカバーじゃ!!
ガハハッ!!
っと思ってたんですが、11速には30Tがラインナップされていないらしく32Tに、更にULTIMATEの6800アルテ リアディレイラー(RD-6800 SS )は、スプロケ最大限度が28T なのだとか…Σ( ̄ロ ̄|||)なんと!?
要するに32Tのスプロケを付けるためには、リアディレイラーを32T使用可能な
RD-6800 GS アルテグラ に付け替える必要があるらしいのです。
(-ω-;)ウーン
じゃぁ、フロントのチェーンリング、それも比較的安価なインナーリングを36T→34Tに交換すれば…と思ってみたのですが、フロントディレイラー(FD-6800)の最大キャパシティと言うのがあるらしく、52-36T(52-36=16T)、50-30T(50-34=16T)となり、34Tを使う為には合わせて50Tも導入しなくてはならないらしいのです。
んー、だんだん頭がこんがらがって来たぞ・・。
じゃ、実際36×28Tと34×30Tはどの位差があるのさ!
ってのを調べたところ↓で計算出来ましたよ。
クランク スプロケット 歯数 |
後輪スプロケット歯数 | |||
25
|
28
|
30
|
32
|
|
34t
|
1.36
|
1.21
|
1.13
|
1.06
|
36t
|
1.44
|
1.29
|
1.2
|
1.13
|
今までの34×30tで1.13、対する36×28tですと1.29となります。
1.29と言う負荷は34t使用時の30×28tでも足りない数字となり、約2枚ギアが足りないようですぜ・・・。
ちなみに、32tのスプロケを導入すれば負荷的にはクリア出来るのですが…。
リアディレイラー交換すれば、再度変速調整が必要。若干の変速性能低下。
チェーンリング交換すれば、フロントディレイラーの位置調整&変速調整、しかもソコソコ高額。
。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。ウワー!!
オイラ、どうしたら良いのじゃ???
物欲全開で湯水のように散財するわけにはいきません。
(今のご時世、湯水だってお金が掛かりますが…)
んー、とりあえず次回につづく。