TREK DOMANE オーバーホール(2) お父さんは汗だくでフンフンしてます!
シートポストの固着を解消すべくCRCを吹き付けて一晩。
フレームを両足の間に挟み込み、いざ!
ふんっ!
ズリ・・・
おっ!! ( ^ω^)おっ
ふんふんっ!!
ズズッ
ヤッターッッ!!
一旦動き始めればこっちのものです。
ふん!
ふんふん!!
・・・
・・・・・んっ?
何が一旦動き始めればだよ・・・。
若干の角度で動きはするものも、グルンと一周なんて感じでは動きません。
それでも、全く動かないのに比べれば、かなり期待は出来ます。
地道にCRCを吹き付けながらグリグリと頑張ります。
他のパーツを全て外し終わっていたのを幸いに、持つ手の角度を変えたり、またがり方を変えたりしながらフンフン、グリグリ
汗だくになりつつ、1時間弱の格闘にて15mm程度はずり上がって来ましたが、未だ抵抗は続きます。
オイラは若干(?)胴が長めなので、シートポストも長めに収納されているわけでして、こんな事ならシートポスト切っておいた方が良いのかな?なんて考えながらフンフンします。
そんなこんなで、ふんふん一日目は約30mm程度ずり上げてリタイヤ・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
続く2日目
前日のCRCが徐々に浸透して、意外とスコンと抜けたりして・・・ふふふ
なんて、妄想しながら、サドルをフンッ!!!
おーっ!!
ビクともしねー!!
再びCRCを吹き付けるところから作業再開です。
朝から汗だくでフンフン、フンフン
あまりにもフンフンした性で、摩擦でフレームが熱くなってきてます。
オイラもフレームも熱くなってなってますぜ!
引き抜かれたシートポストは、ふんふんによりヘアライン仕上げに変わっています。
まぁ、また隠れる部分なので良しとしますか。
なんとかシートポストを回転させますが、回転方向にばかり力を加える為、引き抜きの方が疎かになります。(まぁ、スムーズに回転出来る位になればすんなり抜けるだろうと言うお思惑からなのですが)
回転させつつ、引き抜くには・・・。
サドルを固定して、フレームを引っ張ったらどうだろうか?( ̄― ̄)ニヤリ
・・・しかし、身近なところにサドルを固定出来るような場所が見当たらない・・・。
それなら、マットを敷いてサドルを下にし、両足で踏みつけてフレームを捻りながら引っ張り上げる!
足裏でサドルが中々安定しませんが、引き抜き力は上がった気がします。
グイン、グインとフレームを捻るので、垂直に引き上げる時より横方向にも力が加わるのか、時折グギギィィと歪な摩擦音を発します。
貴重な休日に自転車に乗らずに、汗だくになりながらシートポストを抜く・・・。
時折、子供たちが遊んで欲しそうに近寄ってきますが、今朝のお父さんは鬼の形相でふんふんしてますからね。
これはダメだと去って行きましたよ。
そんな休日の家族サービスを犠牲にして、遂に!遂にその瞬間が。
ふっと軽くなったのですよ。シートポストの回転が。
すると、スルンっと残り50mm程が抜き出てきました。
やった、オイラやったよ!
シートポストの先端表面になにやら固着物があります。
お前が犯人か・・・。
削り取ろうとするも、薄いなりにソコソコの硬さがあります。
こいつが残っているとスムーズに挿入出来ないと思われる為、除去しておきます。
これでやっと各パーツ取り外しが完了です。
ボトムブラケットは圧入タイプなので、取り外しは行わず、廻りの汚れ除去に留めることにしました。
ヘッドパーツ廻りは、グリスがドス黒く汚れてはいましたが、錆汁等の汚れはありませんでした。
ふー、疲れた・・・。